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  • 外出先での口臭ケアに。おすすめの携帯用グッズとエチケット

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    大事な商談の前や、デートの直前。食事の後に、自分の口臭が気になって、会話に集中できない。そんな「今すぐ、なんとかしたい!」という、緊急事態に対応するためには、日々の根本ケアとは別に、外出先で手軽に使える、携帯用の口臭ケアグッズを常備しておくのがおすすめです。ここでは、シーンや目的に合わせた、おすすめの携帯用グッズと、スマートなエチケットについてご紹介します。まず、最も手軽で一般的なのが、「口臭清涼剤(マウススプレー)」です。ポケットやポーチに忍ばせておき、気になった時に、口の中にシュッと一吹きするだけ。ミントなどの爽やかな香りで、気になるニオイを、瞬時にマスキング(覆い隠す)してくれます。小さいながらも、即効性は抜群です。ただし、効果の持続時間は短いため、あくまで一時的な応急処置と心得ましょう。次に、もう少し持続性が欲しい場合におすすめなのが、「フィルム状の清涼剤」です。舌の上に乗せると、サッと溶けて、口の中全体に清涼感が広がります。スプレーのように、音がしないため、周りを気にせず、スマートに使えるのが大きなメリットです。また、「タブレット」や「シュガーレスガム」も、定番のアイテムです。特に、ガムを噛むことは、唾液の分泌を促進する効果があります。唾液には、口の中の細菌を洗い流す自浄作用があるため、口臭の根本的な原因の一つである「口の渇き」を潤し、ニオイを抑える効果も期待できます。キシリトール配合のものを選べば、虫歯予防にも繋がります。そして、もし可能であれば、ポーチに「携帯用の歯ブラシセット」と「糸ようじ(フロスピック)」を忍ばせておくのが、最も確実なケアです。食後に、お手洗いなどでサッと歯を磨き、歯間に詰まった食べかすを取り除くだけで、口の中の不快感とニオイは、劇的に改善します。これらのグッズを使う際のエチケットとして、人前で堂々と使うのではなく、お手洗いなどで、さりげなくケアするのがスマートです。また、香りの強いものでニオイを消そうとすると、かえって不自然な印象を与えることもあります。無香料に近いタイプや、自然なミント系の香りを選ぶのが、好感度を下げないポイントです。これらの携帯用グッズは、あくまで「お守り」。日々の根本的な口腔ケアをしっかりと行った上で、いざという時のために、賢く活用しましょう。